シャラポワは華やかな容姿とプレースタイルに加えて、4大大会で女子シングルス3冠を獲得した実力も備える。
日本で知られ始めた頃は“ロシアの妖精”と呼ばれることが多かったが、
ボールを打つ時に独特の甲高い叫び声を上げながらラケットを振り抜くことから、
最近では「シベリアン・サイレン」(Siberian Siren)と呼ばれることが多い。
ベースライン・プレーヤーで、恵まれた体格を生かした強烈なサーブとストロークを武器に、
強力なパワーテニスを展開する。身長188cm、体重59kg。
左利きだったというが、矯正で両方使える。バックハンド・ストロークは両手打ち。
シャラポワ経歴
シャラポワは2001年4月19日、14歳でWTAツアーにデビューした。
2002年4月21日、草津国際女子オープンテニス大会で中村藍子に 6-4, 6-1 のストレート勝ちを収め、
プロ選手としてのトーナメント初優勝を果たす。
2003年 ジャパン・オープンにおいて、シングルスとダブルスでWTAツアー初優勝を果たす。
2004年、シャラポワは全仏オープンでパオラ・スアレス(アルゼンチン)との準々決勝に進出した後、
ウィンブルドンで4大大会初優勝を飾った。
2008年の全豪オープンで、シャラポワは2年連続2度目の決勝でアナ・イバノビッチを 7-5, 6-3 のストレートで破り、初優勝を飾った。
2009年3月前半のBNPパリバ・オープンで、シャラポワはエレーナ・ベスニナ(同じロシアの選手)とのダブルス戦に出場し、8ヶ月ぶりにツアー大会へ復帰した。1年ぶりの4大大会出場となった全仏オープンでは、2年ぶりの準々決勝でドミニカ・チブルコバ(スロバキア)に 0-6, 2-6 のストレートで完敗した。
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